2026-07-07

【社労士が解説】中小企業が活用したい令和8年度の助成金まとめ

 

厚生労働省から「令和8年度 雇用・労働分野の助成金のご案内(簡略版)」が公表されています。令和8年度も、人材確保、人材育成、職場環境の整備、育児・介護との両立支援など、中小企業の経営課題を支援するさまざまな助成金制度が用意されています。

 

助成金は、下記のカテゴリーに整理されています。

  • 雇用維持関係
  • 在籍型出向支援関係
  • 再就職支援関係
  • 転職・再就職拡大支援関係
  • 雇入れ関係
  • 雇用環境整備関係
  • 仕事と家庭の両立支援関係
  • 人材開発関係

 

今回はその中から、中小企業様やクリニック・動物病院様が特に活用しやすい助成金をピックアップしてご紹介します。

 

厚生労働省「令和8年度雇用・労働分野の助成金のご案内(簡略版)」はこちら>>>

 

 

 

 

 

目次

人材不足対策なら「キャリアアップ助成金」

 

パートタイマーや契約社員などの非正規雇用労働者の処遇改善を支援する助成金です。

 

  • 正社員化
  • 賃金規定の改定
  • 社会保険適用の拡大

などが対象となります。

 

採用難が続く中、既存社員の定着やモチベーション向上を図る施策として活用されています。

 

 

人材育成なら「人材開発支援助成金」

 

次に「人材開発支援助成金」です。

 

近年は、

  • DX人材育成
  • リスキリング
  • 管理職育成
  • 専門資格取得

などのニーズが高まっています。

 

採用だけでなく「育てる経営」を進める場合におすすめです。

 

 

働きやすい職場づくりなら「両立支援等助成金」

 

これは、育児や介護と仕事の両立を支援する制度です。

 

女性の多い職場だけでなく、特に近年は、

  • 男性育休の取得促進
  • 育児休業後の職場復帰支援
  • 介護離職防止

への関心が高まっています。

 

また、採用活動においても「働きやすい会社」であることは大きな強みになります。

 

 

中途採用や経験者採用を強化する企業様向け助成金

 

中途採用や経験者採用を強化する支援が、厚生労働省のパンフレットでは「転職・再就職拡大支援関係の助成金」として整理されています。

 

新卒採用だけでは人材確保が難しい時代となり、中途採用の強化に取り組む企業様も増えています。

 

経験者採用を積極的に進める場合は、対象となる制度がないか確認しておきたいところです。

 

 

高齢者・障害者雇用に活用できる助成金

 

「雇入れ関係の助成金」として、

  • 高年齢者
  • 障害者
  • 就職氷河期世代
  • 難病患者
  • 母子家庭の母等

の雇用を支援する制度があります。

 

人材不足への対応と、多様な人材活用を両立したい企業様にとって重要な制度です。

 

 

助成金を活用する前に確認したいこと

 

厚生労働省のパンフレットでも、助成金には共通の支給要件や不支給要件が設けられていることが示されています。

 

助成金の活用を検討する場合は、

  • 就業規則の整備
  • 労働条件通知書の整備
  • 出勤簿・賃金台帳の管理
  • 社会保険・労働保険の適正加入

など、日頃の労務管理が適切に行われていることが重要です。

 

 

当事務所でも、就業規則や労働条件通知書等の整備のサポートをさせていただいています。助成金の対象可否の確認から申請サポートまで、「自社で活用できる助成金があるか知りたい」という企業様は、お気軽にご相談ください。

 

 

当事務所では、中小企業様やクリニック・動物病院様に向けた従業員の雇用や人事労務に関するご相談など、女性社労士がご相談承ります。その他、中小企業様、クリニック・動物病院様のニーズに合わせた研修なども実施しております。お気軽にお問い合わせください。

 

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