翠門亭　（奈良市高畑町）

 

3月に入り昼夜の寒暖差はあるもののようやく春めいてきましたね。

 

先週末は、コロナ禍でしばらく休会だった、奈良の歴史などを勉強する集まりの会に参加してきました。テーマが奈良公園内の「依水園」に関係ある「関藤次郎」という戦前の実業家だったため、関家にゆかりのある「翠門亭」のサロンカフェで開催されました。

 

この「翠門亭」、以前は廃墟同然だったものを奈良の工務店さんが買い取り、3年かけて一日一組限定の超高級隠れ家ホテルに生まれ変わらせた所です。

 

【入口】

 

宿泊部分とサロンカフェ部分に分かれていて、サロンカフェは会合で使用するのもOK。ただし、原則会員にならないと使用できません。会員のハードルが高いのかな、と聞いてみたところ、入会費を払えば（7,700円）永久会員だということで、私は会員になりました。

 

本当に建物もお庭も素晴らしく、手入れされたお庭を見ながらゆっくりと唯一無二の至福の時間を過ごしてみたいと思ったからです。

 

【客室からの庭の眺め】

 

【客室】

 

宿泊は政財界人か芸能人、または外国の超富裕層でなければ無理でしょう、というお値段ですが、サロンカフェは気軽に利用できそうで決して会費は高くないと思います。

 

サロンカフェは木・金・土曜日の昼間から夕方限定ですが、予約すればカレーなどの軽食もあります。私はこの日は地元大和ポークのソテー定食をいただきました。

 

【サロンカフェの庭】

 

京都からの日帰り旅行の場所とされ宿泊施設の少なかった奈良ですが、ここ数年で外資系のホテルや露天風呂付き客室のある高級宿などができ、また、明日香や桜井方面のオーベルジュなども人気です。23年秋には「依水園」に隣接する「吉城園」を利用した高級ホテルがオープンするそうで、コロナ禍があけた後の奈良には今まで以上に賑わいが戻ってくるかもしれません。

 

翠門亭 | 公式予約 | 奈良県 (reservation.jp)

 

奈良の日本庭園 | 依水園 (isuien.or.jp)