2022-12-14

労働時間管理

2019年4月より、従業員の労働時間管理と記録が義務化されています。これにより、中小企業、クリニック、動物病院を含む、従業員を雇うすべての企業が「労働時間の適正な把握」することが求められています。

当事務所でも、中小企業様からは「残業10分未満はカットしていたがそれではだめなのか？」、クリニックや動物病院様からは「制服に着替える時間は労働時間なのか？」といったご相談をいただきます。労働時間の正確な把握をすることは、従業員・スタッフの勤務状況や生産性を理解する上でも大切な業務です。

労働時間管理とは

労働時間管理とは、従業員一人ひとりの労働時間を雇用主が適正に管理することです。働き方改革を受け、2019年４月より「労働時間の適正な把握」が義務付けられています。

労働時間管理を適切に行う上でのポイント

「労働時間」の正しく理解する
業務前の準備や業務後の掃除時間、義務付けられている研修・教育訓練・学習などの時間、指示待ちの待機時間など、労働時間に含まれます。「労働時間」が何かを正しく理解することが重要です。
労働者の労働日ごとの始業・終業時刻の確認と記録する
労働時間の記録は以下のいずれかの方法で行う
a. 使用者が自ら現認して記録
b. タイムカード、ICカード、パソコンの使用時間の記録等の客観的な記録

上記と併せて、労働時間管理を行う上では、同じく義務化されている「賃金台帳の適正な記入」、「年次有給休暇の取得義務」「残業時間の上限規制」などについても、対応が必要となります。

中小企業・クリニックでの適切な労働時間管理は、法律に則った経営を行うためだけでなく、従業員・スタッフの労働状況の把握し、異常があった際の気づきになることもあります。また、職場・クリニック内での生産性について考えることにも役立てることができます。

当事業所では、中小企業やクリニック・動物病院での労働時間管理に関する様々なお悩みに対してのアドバイスを提供しています。

（業種・業務形態、従業員の特性、シフト形態、など）

中小企業やクリニック・動物病院など、それぞれの業種・業務形態や従業員の雇用形態に合った労働時間管理をご提案いたします。

労働時間管理に関してのお悩み・ご相談の方はお気軽にお問合せください。

上記のお悩みをお持ちの中小企業の経営者の方、クリニックの院長先生はぜひ一度ご相談ください。

顧問契約していただくと、労働時間管理に関するご相談以外にも、可能なサービス全てを事業主様のニーズに合わせてご提供・ご提案いたします。

※一部、顧問報酬とは別途、報酬・費用がかかります

※スポットでのご相談のご対応も可能です。ご相談内容をヒアリング後、お見積もりいたします。

当事務所は大阪に拠点をおき、関西圏（京都・兵庫・奈良）を中心に中小企業の経営者さま、クリニックや動物病院の院長先生、スタートアップやベンチャーの支援を行っております。

人事・労務各種書類の作成に関するご相談以外にも、従業員・スタッフの雇用にあたってのご相談、社会保険の手続きに関するご相談、その他助成金のご案内など、人事・労務に関する様々なご相談を承っております。

実績ある女性社労士として、お客様目線で親身になる事、経営者と従業員の皆さまがともに成長できることをモットーにアドバイスさせていただいております。

[参照]